有限責任事業組合 金澤町家
これからの金澤町家住まいを 確かな伝統技術で共につくる
町家は、歴史都市金沢にとって貴重な財産であると同時に、時間が積み重ねられた豊かな生活の場であり、また新たな住まい方が生まれる可能性をもった器でもあります。
寒くて住みにくい町家、またもう壊すしかないように見える町家でも、適切に直すことで今後さらに何十年も快適に住み続けることができます。ただし、戦前に建てられた町家は伝統工法でつくられているため、修理をする場合には専門的な知識と技術が必要です。
「LLP金澤町家」は、平成17年に発足した金澤町家研究会(現在はNPO法人)を母体にもち、町家改修における実際的な業務を行うための有限責任事業組合として設立されました。主な工事や設計業務を行うのは、金沢市が運営する金沢職人大学校・修復専攻科を修了して「歴史的建造物修復士」となった第一線で活躍する経験豊富な職人や設計士です。
これからの快適で豊かな町家住まいを、確かな伝統技術によって、みなさまと共に創り上げていきます。